米国マーケティング最新事情 - 瀧口範子

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2014.02.10トラックフード人気の理由

サンフランシスコは今、食のメッカになっている。 そう言うと、観光地としても人気のある都市なので、いろいろなレストランがあって当たり前だと思われるだろう。ところが、現在のサンフランシスコはこれまでのレス...

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2014.01.24返品プロセスを顧客満足として、どう向上させるか

アメリカは返品の国である。そう書くと少々誇張気味ではあるが、実際、店で買った商品を返品することに対して、遠慮や抵抗、罪悪感はない。また売った店側も、本心はともかくとしても、イヤな顔ひとつせずに返品を受...

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2013.09.10面倒くさがりの男性に対する「心配り」をビジネスにする

最近、ファッションのオンライン・ショップで、ちょっと変わったビジネス・モデルが出てきている。それも、メンズ・ファッションばかり。これまでにない方法でモノをどう売るかについて、ヒントになることがたくさん...

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2013.08.06食教育を拡大解釈する

アメリカの食生活は、最近でこそ健康に向かっているが、基本的には安心なものではない。脂肪や糖分の多い製品、得体の知れない加工品、人工的な色に着色された不思議なモノなどがあふれていて、不健康と言う前に、い...

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2013.07.18「エクスペリエンス経済」から「つながり経済」への変化

前回に続いて、旅行の話題を。ホテルのインターコンチネンタル・ホテル・グループが、現代の旅行者の変化をちょっと興味深い調査レポートとして発表している。そのタイトルは、『新しいキンシップ経済:旅行のエクス...

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2013.05.29宿泊スタイルの選択肢が広がった、昨今の旅行

最近のアメリカでは、旅行に行った時にどこに泊まろうかと考える際の選択肢が非常に増えた。ホテルの数や種類が増えただけではない。いろいろなタイプの宿泊スタイルが可能になっているのだ。そうした多様化を先導し...

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2013.04.18スキューアモーフィズム vs. フラットデザイン

テクノロジー界、ことにユーザーインターフェイス(UI)デザイン界で今、大きな話題になっているトピックがある。「スキューアモーフィズム(skeuomorphism)は、もう古いか」というものだ。 スキュ...

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2013.03.12包装とデータについて

わが家ではいろいろなものをオンラインで注文する。アマゾンからは書籍や電気機器、ドラッグストアー・ドットコムからは洗剤や日用品。その他にも化粧品、靴、洋服。また、誰かへのプレゼントやオークションで陶器な...

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2013.02.18「自分データ」がモニターできるようになれば・・・

最近アメリカで盛り上がり始めている製品群がある。それは、自分の運動レベルを常時モニターする器具だ。日本でも一部の人々に知られているかも知れないが、そのひとつはナイキのフュ-エルバンドだ。時計のように腕...

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2013.01.152012のクリスマス商戦の工夫のいろいろ

昨年末のクリスマス、アメリカはどこを見てもクリスマスのショッピングに誘う広告で溢れていた。不景気から完全に回復していないこともあって、どの店もあの手この手で客の関心を惹こうと必死であった。いろいろなや...

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2012.12.07電子ファイルを「貸し出す」というモデルについて考えてみる

私が最近おもしろいと思っているのが、図書館での電子書籍の貸し出しだ。やっと電子書籍が始まろうとしている日本ではまだなじみがないだろうが、アメリカでは何年も前から図書館が電子書籍を貸し出ししている。図書...

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2012.10.12いらない物を売買し、処理する、もうひとつの市場の可能性

アメリカに住んでいると、中古品が取引されるさまざま場があるのに感心する。小さなものから大きなものまで、そして古い物から新しい物まで、売る人買う人の財布や時間の都合に合わせた方法が多様にそろっているので...

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2012.09.04「ムーブメント・ブランド」と「ムーブメント・マーケティング」について

従来型のマーケティングは本当に機能しなくなった、とハーバード・ビジネス・レビューのブログ・ネットワークである専門家が説いている。 http://blogs.hbr.org/cs/2012/08/mar...

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2012.07.27社会正義を実践できるしくみ

英語に「cause」ということばがある。辞書で引くと、社会的な理想とか主張、主義、運動といった意味が出てくる。いわゆる社会正義のために、何かをやるということだ。最近は、この「cause」を簡単に実践し...

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2012.06.14独自の信頼を構築する。『コンシューマー・レポート』誌から学べること

アメリカで非常によく知られた雑誌に『コンシューマー・レポート』がある。これは、ひとことで説明するとすれば、消費者のための商品情報誌だ。自動車、家電、キッチン製品、携帯電話といった商品から、保険、ホテル...

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2012.05.17インターネットの「ピンアップ」が秘める可能性

最近人気のあるウェブサイトには、ひとつ共通した点がある。「ピンアップ」という行為が簡単にできるようになっていることだ。例をふたつ挙げると、自分のお気に入りのモノが写っている画像をカットして貼付けるピン...

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2012.04.17簡単にできる、自分だけのカスタマイズが嬉しい時代

フェイスブックが先だって買収を発表したインスタグラムのサービスには、現在の商品開発についていろいろ学べることがある。 インスタグラムは写真共有のサービス・サイトである。スマートフォンで撮った写真を友人...

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2012.03.13小さな個人がクリエーターの投資家となる、「キックスターター」

近頃、シリコンバレーやテクノロジー関係者の集まりでよく耳にするのが、「キックスターターで資金を募って......」というせりふである。キックスターターは、いわゆる「クラウド・ファンディング」というしく...

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2012.02.13スーパーボール観戦は、アメリカの伝統

先週の日曜日は、スーパーボールの開催日だった。いわずもがな、スーパーボールとはアメリカン・フットボールの決勝戦である。年に1回開かれ、全国から勝ち抜いてきた2つの強豪チームが対決する、アメリカ最大とも...

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2012.01.18デジタル・デバイスのためのアナログなイノベーション

ここ数年は、iPhoneやiPadなど、面白いデバイスがたくさん発表された。もちろんアップルの製品だけでなく、グーグル、サムスン、ソニー、アスース、レノボ、HPなどからも次々と新製品が出されている。 ...

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2011.12.14売るモノよりも「売り方」が大切な時代

最近アメリカで大きなヒットを飛ばしたものは何だろうと考えると、デパートチェーンのターゲットが売ったミッソーニのファッションがある。 ターゲットは、日本ではあまり知られていないが、全米で1750店舗を運...

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2011.11.04ソーシャル・ネットワーク派か検索派か?

日本でもフェイスブック、リンクトインなど、アメリカ発のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)が使えるようになってきた。もともとソーシャル・ネットワークは、友達や知人、仕事仲間が集える場所で、その...

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2011.10.05アマゾン流のショッピング・クラブの方程式

アメリカには、ショッピング・クラブというのが古くからある。年会費を払ってメンバーになれば、いろいろな商品が格安で買えるというしくみだ。たとえば、昔からブッククラブというのがあるが、これは例えば1年間契...

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2011.09.06実社会の流儀を投影する、新しいSNSグーグル・プラス

まだ本格的に公開されてはいないが、グーグルが新しく開発したソーシャルネットワーク・サービス(SNS)「グーグル・プラス(Google+)」の評判が、大層いい。フェイスブック、リンクトイン、ツイッター、...

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2011.08.03ポップアップという、新しい店のあり方

前回は、「売り方」の新しい潮流について書いたが、今回は「店」のあり方についての新しい潮流の話題を。最近、ちまたでよく耳にすることばが「ポップアップ」である。ポップアップとは、今まで何もなかったところに...

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2011.07.04新しい売り方を考える

アメリカにいると、「トランクショー」のお誘いがたくさんある。「トランクショー」というのは、ファッションのブランドなどが、顧客に集まってもらい、いつもはデパートの店頭に並んでいない新商品などを持ち込んで...

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2011.06.02信頼感や尊敬心を増すソーシャルネットワーク・サービスとは何か?

先日、シリコンバレーで、あるパネル・ディスカッションを聞きに行った。有名な投資家や未来学者らが、今後数年で注目度がぐっと高まるテクノロジーは何かというテーマで話し合うというものだ。10ほどの項目が話題...

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2011.05.09電子化で変わる、本のマーケティング方法

現在、アメリカでは日本より数歩進んで電子書籍が大きく盛り上がっている。 これまでの紙の本が電子化されるに際して、いろいろな面で予想もつかない動きが起こっているが、興味深いのはマーケティングをどう行なう...

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2011.04.08災害時に役立つ、ナレッジ共有のサイトのありかたとは

東日本大震災後の復興を考えると、何か役に立つウェブサイトのしくみはないものかと思い巡らせざるをえない。グーグルは、震災後すぐに「Crisis Response (災害救済)」サイトを立ち上げ、多くのユ...

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2011.03.01これからは「データ」を扱う知恵が勝負となる時代

最近は「データ」についての話題が多くなった。 データというのは、コンピュータ関連機器で生成され,インターネットでやりとりされるすべてのデータのこと。そのデータがいったいどのくらいなのかについては、いろ...

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2011.02.02評価サイト利用には、熟練が必要だ

先だって、ある友人がおもしろいことを言っていた。サンフランシスコに住む彼は、ある夜インド料理をデリバリーで注文。その味が大変いいことに感銘を受けていたという。その数日後、市内をブラブラ歩いていると、く...

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2010.12.13古くさいメディア、ラジオがよみがえる

インターネットとモバイルの時代になって、意外な旧メディアが復活している。ラジオである。 ラジオといえば、もう誰も耳を傾けないような時代遅れのメディアになってしまったと勘違いしていないだろうか。たしかに...

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2010.11.05不景気を経て、オンライン・サイトが学んだこと

この数年にわたる不景気の間、人々の購買欲はすっかりなえた。流行っているものと言えば、安物ばかり。世の中節約とケチばかりで、「ショッピング」という言葉の持つ、わくわくした感じすら消えてしまったようである...

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2010.10.07さまざまなテクノロジーのチョイスの中から、何を選ぶことになるのか

秋になると、シリコンバレーではさまざまなテクノロジー・イベントが開かれる。たとえば、インテルやオラクル、セールスフォースといった会社が大きな年中行事を開くのもその頃だ。クリスマス・シーズンを前にして、...

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2010.09.02形状から考える、新しいビジネス・チャンス

アップルのタブレット・コンピュータiPadを使われた方について、いろいろ取材する機会を持った。その中で面白いと思ったのは、タブレットという平たい形状がコンピュータの使われ方や人間関係をどう変えるのかと...

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2010.08.04ソーシャル・ショッピングとは何?

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の広がりで、最近は「ソーシャル・ショッピング」が注目を集めている。 ソーシャル・ショッピングの定義はいろいろあるが、ひとつは友達や知人とグループをつくっ...

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2010.07.07盛んになった電子書籍にまつわる周辺ビジネス

電子書籍がアメリカで本格的に盛り上がっているが、興味深いのは電子書籍販売にまつわる周辺のビジネスやツールである。 電子書籍は今、誰がどのようにどのプラットフォームで売るのか、どこから買うのかが大きな競...

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2010.06.02フォーム・ファクターから見たiPadの使い方

日本でもついに発売されたiPad。アメリカに次いで世界の主要国で同じように発売されたので、世間はiPad一色になっている感がある。 アメリカではユーザーがすでに2ヶ月の時間を経て、iPadのさまざまな...

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2010.05.06医療現場は、エクスペリエンス・デザインの新しい前線

「エクスペリエンス・デザイン」というと、とかくレストランや小売店などの状況を思い浮かべがちだが、エクスペリエンスが起こる場所はもちろんそれだけではない。 注文した商品が届いて、その箱を開ける過程もエク...

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2010.04.02スマートフォンのアプリケーションは、「富山の薬売り」みたいである

アメリカでは、4月3日のiPad発売を前にソワソワした気分が充満しているが、最近の「アップ(アプリケーション)」のことを考えていて、これは「富山の薬売り」のようだなあと思い始めた。 iPhoneのおか...

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2010.03.08見えてきた電子雑誌のフォーマット。「エクスペリエンス」がキーワードに。

ここ数年、インターネット上でフリー(無料)で読めるコンテンツの氾濫でビジネス・モデルが怪しくなってきた出版社だったが、ここへ来て巻き返しが起こっている感がある。その理由は、書籍のみならず、雑誌の新しい...

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2010.02.05ひとつのデバイスが、メディア業界を再編する可能性について

アップルがとうとう、うわさのタブレット型コンピュータ「iPad 」を発表した。アメリカではアップルのスマートフォンiPhoneの人気が絶大なため、このiPadも同様のモメンタムを得れば、さまざまな既存...

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2010.01.14グリーン・メディアとグリーン・ツールの登場

オバマ大統領が就任して以降、アメリカでのグリーン意識の高まりには驚くものがある。グリーン・プロダクト、グリーンな企業活動、グリーン・レストラン、グリーン開発と、グリーンやエコがあらゆる分野に浸透してい...

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2009.12.01レストラン予約サイト、オープンテーブルのうまいしくみ

この不況のさなかにIPO(新規株公開)の手続きに入った会社がある。オープンテーブルというレストラン予約サイトである。レストラン・ビジネスは、消費者の財布の紐がかたくなって苦戦を強いられているが、オープ...

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2009.11.04電子ブックリーダーは、新世界へこぎだす冒険

アメリカでは、電子ブックリーダーの競争が激化している。 オンライン・ショップのアマゾンが開発したキンドルは、日本でも発売が開始されたので(英語版)、名前を聞かれた方も多いだろう。A5版くらいのサイズで...

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2009.10.02「ステートフル」というシームレス体験

最近、さまざまなデジタル・デバイスやサービスの話を聞いていて、共通しておもしろいなあと思うことがある。「ステートフル」という機能のことだ。 「ステートフル」というのは、あるデバイスで見ていたドキュメン...

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2009.09.07緊急事態のためのサイトの作り方を学ぶ: CDCの豚インフルエンザ情報

そろそろ秋。南半球へ広がっていた豚インフルエンザが今秋、再び北半球へ戻って、今度はかなりタチの悪いかたちで拡大することが予想されている。 どうすれば予防できるのか、もしかかったらどうするのか。そういっ...

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2009.07.31多様化するコンピュータのフォーム・ファクター

コンピュータの「フォーム・ファクター」をじっくりと考えなければならない時期にきている。 フォーム・ファクターとは、つまりは形態のことだが、その形態はそもそも背後にある機能やビジネスモデル、理由といった...

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2009.07.01ディズニーのネットパルが示唆する、ネットブックを利用した新しいビジネス・モデル

ネットブックが広まっている。 ネットブックの魅力は、もちろん安いこと。アメリカでは200ドル台のネットブックも登場。もう携帯と同じ領域に入ってきたと言ってもいいだろう。 もうひとつは軽い...

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2009.06.01ツイッター・マーケティング。その方法いろいろ

日本を含め、世界各国で大人気となっているツイッター。限られた文字数の中に、 その時々の思いを込めて発信する「つぶやきブログ」と呼ばれているソーシャル・メディアの新しいツールだが、 大手メ...

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2009.05.07ページのレイアウトが変わる、新しいニュースのサイト・デザイン

消費者はニュースをどう読むのか。 これは今、新聞や雑誌、 テレビなどのメディア会社にとって最大の関心事になっている。紙の媒体がインターネットに移行する動きはもはや止めようもないし、 テレビ...

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2009.04.02インターネットのクラウド上で行われるカスタマー・サービスとは?

「クラウド・ソーシング」ということばを聞かれたことはあるだろうか。 「クラウド」とは、つまり人々がつながったインターネットのこと。「ソーシング」はアウト・ソーシングにあるように発注を意味する。 つま...

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2009.03.02他にも使えそうな、シンプルでハマッてしまうサイトの手法

シンプルだが、おもしろくて中毒になりそうなサイトがある。「キトゥン・ウォー」と「コマンドシフト3」というサイトだ。 「キトゥン・ウォー」はすでに4年ほど前からあるサイト。「キトゥン・ウォー」 ...

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2009.02.02「ソシオグラム」を他サイトに移植する、フェイスブックの次の手

オバマ就任でやっと落ち着いたアメリカ。 大統領決定まで2年かかって繰り広げられた今回の選挙は、やはりインターネット、中でもSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス) をプラット...

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2009.01.05名前は目隠し。ホテル予約サイトの「信頼感」の重要性

経済不況の中で大きな打撃を受けているのは、旅行産業である。 飛行機の乗客は減り、クリスマスや年末に予定されていたホテルでの大宴会はキャンセルになり、ホテルにも空室が目立っている。 今やラグ...

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2008.12.01ユーザーのアイデアをすくい上げるオープンな方法

ユーザーのコメントや消費者のアイデアを拾い上げるのに腐心している企業は多いだろう。 投書ハガキを製品に同封したり、電話によるカスタマーサービスでクレームも含めたコメントを受け付けたりと、 ...

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2008.11.04新しい放送局のかたちをかいま見せる「BBC iPlayer」

最近の若者は携帯電話を常用するので、 固定線の電話を必要としないといわれるが、アメリカでは今やテレビも不要だという。 ますますインターネットに費やす時間が増えてテレビを見なくなったこともそ...

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2008.10.01社会を変えるアイデアを、グーグルが公募中!

ここ最近、高いアクセス数を誇っているサイトがある。 「プロジェクト10100(10の100乗プロジェクト)」 だ。 プロジェクト10100は、グーグルが運営するサイトで、 ...

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2008.09.01iPhoneを大学の情報インフラに利用

アメリカでも若者に人気のアップルiPhone。実はアメリカの大学では、このiPhoneをはじめとして、 モバイル機器を授業やキャンパス生活の情報網として利用しようという試みが進んでいる。 ...

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2008.08.01オバマ候補がインターネットで人気のあるわけ

日本にいるあなたも、実はオバマの支持者になることができる。 Twitter(トゥイッター)というサイトで、オバマが運営しているアカウントに 「フォロアー」として登録しさえすればいい...

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2008.07.01ますます細やかになる旅行関連サイト

旅行関連のサイトやサービスが面白くなってきている。 先だってあるヨーロッパのテクノロジー会議に出たら、そこで小さなカードを渡された。 「無料エスコートサービス」 と印刷されていて、ちょっと若者...

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2008.06.06オン・デマンド印刷のゆくえ

オン・デマンド印刷が、ちょっと注目を集めている。 インターネットで画像を送り、それを印刷してもらって、送り返してもらうというモデルを最初にわれわれが触れたのは、 確か2002年のマックワー...

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2008.05.01消費者参加型の広告制作というトレンド

ここ最近、広告制作でおもしろい動きがある。 消費者が制作に参加するというものだ。市民ジャーナリズムなど、 ごく普通の人が報道の一端を担うという動きはしばらく前から見られたが、広告にまでその...

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2008.04.01大学広報部の専門家リストに感心する

たどりつくたびに感心するサイトがある。大学の広報部のサイトだ。 なぜそういうサイトにたどりつくかと言えば、 いろいろインターネットで調べものをしていてのことが多い。あれこれ専門用語や専門...

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2008.03.03政治家的カスタマー・サービス?

今やアメリカでは、企業への問い合わせの電話に「生の人間」 が出てくることはほとんどなくなった。 たとえば、新しい電気製品を買ったとして、どうもうまく動かない。 誰かメーカーの人と話したい。...

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2008.02.01革新性がファンへの「不親切」になってしまう時

 「買った製品がすぐ時代遅れになる」。これは、アップル・ コンピュータの製品を購入した人々が、最近口々に漏らしている不満である。 ご存知のように、アップルはiPodで幅広い消...

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2008.01.07本当のワークプレース・デザイン

最近はどの会社でも、ワークプレースのデザインを気にかけるようになった。 ワークプレースのデザインは、仕事の効率化をはかるだけでなく、 職場のコミュニケーションの質やそこで働く人々の気分にも...

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2007.11.30顧客アンケートの煩雑さは、どう簡略化できるのか

アメリカにいると、 いろいろな場面で顧客フィードバックをさせられることが多い。 たとえば、電話で航空券を購入する、あるいは電話で何かの申し込みをするなど、 カスタマー・サービス担当者との...

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2007.11.01サービス・イノベーションの方法論とは?

「サービス・イノベーション」ということばが注目されている。 アメリカのビジネスは何であれイノベーションが好きだが、 これまで製造やテクノロジー、ビジネス・プロセスなどの領域で行われてきた...

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2007.10.01成熟化へ向かうウェブサイト

近頃、 ウェブサイトが成熟してきたと痛感することしきりである。 見やすさ、使いやすさ、予期せぬ驚きなどの点で、 多くのウェブサイトが予想を超えた配慮をしているのがよくわかる。以前ならば、中途半...

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2007.09.03セカンドライフという新天地

最近話題になっているインターネット上のバーチャル三次元世界の「セカンドライフ」。 バーチャル世界で人々が出会ったり、学校に行ったり、買物をしたりしている。当初は、ひどく浮世離れした話で、 こんなもの...

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2007.08.01iPhoneで見えた、アップルのマーケティングとウェブ戦略

ニュースは日本にも伝えられたので、アメリカでのiPhone発売騒ぎはよくご存知だろう。 6月29日に発売されたアップルの新しい携帯電話である。仕事のためにiPhoneを入手することになり、...

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2007.07.02オンライン・ショッピングに疲労感?

オンライン・ショッピングの売上げの伸びが減少しているらしい。 先だって報じられたニュースによると、オンライン・ショッピングが登場して以来、売上げは毎年25%ずつ伸びていたのが、2004年からその...

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2007.06.01ユーザー・インターフェイスには、まだまだ未踏の地がある

先だって、ロサンゼルスで開かれたマイクロソフトのウィンドウズ・ ハードウェア開発者会議(WinHEC)へ行ってきた。ビル・ゲイツと並んで基調講演を行ったクレッグ・マンディ (マイク...

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2007.05.01ITの世界で活きる、文化人類学者の目

文化人類学と言えば、今やちょっと古くさい学問と思われがちだが、 文化人類学者や民族学者がIT関連企業で仕事をする例が増えている。 たとえばIBMでは、10年ほど前から研究所に文化人類学者を配属し...

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2007.03.30アップルの新製品iPhoneのシークエンス・デザイン

今年初めのマックワールドで発表され、今年6月にアメリカで発売されるアップルの電話機、iPhone。すでに世界中で人気が高まっていて、長いウェイティング・リストが出てきているといううわさもある。 アップ...

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2007.02.28ブログやSNSと直にコミュニケートする新しいブランド戦略

ブログやソーシャル・ネットワーキングサイト(SNS)に対して、新しいブランド戦略をとる企業が増えている。 企業はこれまで、ブログやSNSで自社の製品についてとやかく議論され、中傷されてブランドが傷つく...

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2007.02.01イメージが変わる、ノーベル財団のウェブサイト

ノーベル賞のウェブサイトをご覧になったことがあるだろうか。格式高い世界的な賞のサイトであるからして、真面目で厳粛なイメージのサイトだと思われるだろう。 ところが、ノーベル賞がこのウェブサイトから発光し...

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2006.12.28われわれは、メディアの力を鍛え続けている

日本でも最近話題になっている、市民ジャーナリズム。韓国から始まったインターネット市民新聞の「オー・マイ・ニュース」はその草分けだが、スタイルは違うものの、各国に同様の試みがある。 市民ジャーナリズムの...

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2006.11.30イノベーションのためのツールとは?

アメリカの企業が今、大好きなことばが「イノベーション(革新)」である。恵まれた社会になって市場が飽和した現在、企業にとっての新しい活路をさぐるために、このイノベーションは重要なキーワードになっているの...

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2006.10.31コミュニティーをまとめるのは、サイトが持つ「パーソナリティー」

インターネット上の百科事典「ウィキペディア」をご存知だろうか。共同作業ツールであるウィキを利用して、ごく普通のユーザーの投稿によって作られている百科事典で、英語版ではすでに142万項目以上の用語が掲載...

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2006.09.29ブランドの失敗、企業の失敗

コスト・カットが 最優先項目とされるアメリカの企業では、方々で顧客満足度の低下を招いている。たとえばコンピュータのデル。毎年数多くの製品を出荷するのはいいが、電話によるユーザーからの問合せに追いつかず...

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2006.08.31テロ対策に見る人の見極め方

ロンドン空港でアメリカ行きの飛行機をねらったテロ計画が発覚して以降、世界中の空港がてんやわんやの騒ぎになっている。液状の物質を機内に持ち込めなくなったため、ミネラルウォーターやソフトドリンクはもちろ...

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2006.07.31ネット・ニュートラリティー(ネットの中立性)という問題

今、アメリカの通信、インターネット業界で持ち上がっている新しい議論は「ネット・ニュートラリティー」である。インターネットを中立(ニュートラル)に保つかどうか。この場合の中立とは、インターネットを情報の...

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2006.06.30ウェブキャストには大いにビジネスチャンスがある

6月15日午後、コンピュータに向かって仕事をしていたら、新しいメールが入ってきた。「20分後にマイクロソフトが緊急発表をします。今すぐ次のリンクにつないでください」。マイクロソフトの広報を担う会社から...

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2006.05.31消費者と「エモーショナル」なつながりを築く

アメリカのコマーシャルと言えば、自社製品と競合他社の製品を比べて、「こちらの方が性能がいい」とか「こちらの方が断然お得!」と騒ぎ立てる比較広告が主流だった。 何ごとにも価格コンシャスなアメリカの消費者...

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2006.04.28ブランドの「表と裏の顔」を利用し分ける消費者傾向

ブランドの「表と裏の顔」を利用し分ける消費者傾向 家具のイケア、ファッションのザラやH&M、そしてスーパーのターゲット。こうしたブランドの爆発的な人気は、アメリカのみならず世界の消費者が安くて...

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2006.03.31組織内のインフォーマルなネットワークをマップ化する

「ソーシャル・ネットワーク」。 最近このことばは、インターネットで友達の友達を自分の友達にするような輪の広がり、あるいは仕事に必要な知恵や人材を紹介してもらうためのやや閉鎖的なネットワークと解釈されて...

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2006.02.28単なるリピーターか、それとも情熱的なユーザーか

エクスペリエンスを考えるフォーマットが「円」であることは、すでによく知られた方法論となっている。顧客がその店やサービスに「舞い戻ってくる」、その循環作用を円としてとらえる。円は、自分たちのサービスやウ...

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2006.01.31これからを生き抜くアイデアとは?

アメリカの「ビジネス・ウィーク」誌は、年末になると毎年恒例の「ベスト」特集を組む。ベスト・プロダクト、ベスト・リーダーズ等々。今年はそこに「ベスト・アイデア」という項目があり、これが世の中の考え方、世...

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2005.11.30発展途上国を照準に入れたビジネスの方法

「ソーシャル・アントレプレナー」というのは、世界の貧困問題を肴にして富を得ようというビジネスである。そういう言い方をすると、まるで悪者がやっている商売のように思われるが、貧富の間にうまいメカニズムを仕...

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2005.10.31ユーザー・エクスペリエンスの新しい方法を探る、その方法

ニューヨークに拠点を置くクリエイティブ・グッドという会社がある。創設者は、1990年代終わりにオンライン上の「カスタマー・エクスペリエンス」ということばを広めたマーク・ハースト。もともとはMITのメデ...

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2005.09.30カルト的人気を得る商品の秘訣

ルイ・ヴィトンやグッチ、ディオールなど、世界的な有名ブランドが相変わらず幅を聞かせる中で、知らず知らずのうちにカルト的な人気を得るブランドがある。こうしたブランドは、決して大々的なマーケティングを行っ...

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2005.08.31検索エンジンにぞくぞくと新顔登場

アメリカの検索エンジン市場で競争が激化している。ニールセン・ネットレイティングズの調べによると、2005年7月の検索件数は45億。ユーザーが利用した検索エンジンは、グーグルが46.2%、ヤフーが22....

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2005.07.29ラス・ベガスというエクスペリエンス

ここ最近、アメリカ国内でラス・ベガスの人気がいっそう高まっている。ラス・ベガスと言えば、もう100年の歴史のある観光地である。ちょうどその頃鉄道駅ができ、最初のカジノ付きホテルが完成した。日本でも10...

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2005.06.30コラボレーションというコンセプト

インターネットで誰でも独自に出版や発言ができるようになって、メディアに対する感じ方が変わってきた。大きなニュースよりも、自分と同じような個人が切々と訴える心情や、頭に浮かんだことをつれづれなるままに書...

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2005.05.31ローカル化という動き

アメリカの新聞ビジネスに変化が起きている。新聞はこれまで、「クラシファイド・アド」と呼ばれる三行広告やその他の広告が主な収入源だった。ところがインターネット、ケーブルテレビなど、これまでになかった競合...

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2005.04.28氾濫するプロダクト・プレースメント

「プロダクト・プレースメント」が、どんどん激化しているとファイナンシャル・タイムズ紙が伝えている。プロダクト・プレースメントというのは、企業が番組や映画作品に広告料に似た料金を払い、その企業の製品を番...

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2005.03.31行いとしてのブランド

オンラインのブランド専門誌『ブランドチャネル』が調査したところによると、今、消費者の頭に残るブランドは1位がアップル・コンピュータ、2位がグーグル、3位がイケア、4位がスターバックス、5位がアル・ジャ...

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2005.02.28ページをクリックする手間を省きたい。

インターネットが便利になったとは言え、われわれはまだまだこの新テクノロジーの不便さに忍耐強くつきあっている。そのひとつが、登録やオンライン・ショッピングのチェックアウト手続きの際に1ページ、1ページと...

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2005.01.28ブログのマーケティング的効用

日本でもウェブログ、あるいはブログというインターネットの公開日記が人気を呼んでいる。 これは、誰でもブログを運営するサイトに申し込めば、インターネット上で毎日いつでも簡単に内容を更新できるソフトを使用...

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2004.12.15ブランドと社会の相関関係は、永遠の刷新プロセス

ブランド関連の話題をふたつ。 ここ数週間のアメリカは、恒例のクリスマス・ショッピングシーズンで沸き立っている。普通ならば財布の口の堅いアメリカの消費者が、この時とばかりは家族、親戚、親しい友人らひとり...

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2004.11.15貧困でスタイリッシュな生活のための雑誌

アメリカで今、注目されている新雑誌がある。その名は「Budget Living」。訳せば、「節約生活」とか「貧困スタイル」ということになる。「賢く使ってリッチに生きよう」という謳い文句がついているこの...

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2004.10.15自分たちだけのポップカルチャーをつくる

アメリカのファストフード、バーガーキングのチキンサンドイッチのマスコットがヒットしている。その名も「サブサービエント・チキン」。訳せば「従属的なチキン」とか「卑屈なチキン」とかいう変な名前になる。 バ...

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2004.09.30イメージづくりに重要な見えない作業

先だってデンマークへ出かけた時のこと。 コペンハーゲン国際空港のところどころに面白い雑誌が目につくように並べられたのに気づいた。遠目にもおしゃれなデザインが施されているこの雑誌は2種類あって、いずれも...

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2004.09.15マーケティング・キングの転職が意味するのは?

今、アメリカのテクノロジー界である転職が話題になっている。転職したのは、韓国人のエリック・キム氏。韓国の大手家電メーカー、サムスンからアメリカの半導体大手のインテルへ引き抜かれた。 キム氏は、5年ほど...

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2004.09.01経営難時の「顧客エクスペリエンス」?

アメリカの大手航空会社が軒並み経営難に直面している。ユナイテッド、USエアウェイズ、アメリカン……。メジャーな国際線を持ち、さらに国内にもきめ細かな運航ネットワークを張り巡らせている航空会社だけに、こ...

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2004.08.16見えないところに市場あり、ブランドあり。

アメリカのホテルに泊まると、部屋にいくつもの雑誌が置かれていることが多い。たいていは、そのホテル・チェーンの雑誌だったり、その都市の観光協会や高級店のグループなどが発行している雑誌だったりするが、目立...

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2004.07.29重宝がられるインターネット・サービスの脱「時間」感覚

インターネットはドットコムのビジネスで騒がれすぎた嫌いがあるため、非常に地味なところで重宝がられていることがあまり注目されない。だが、ごく普通の日常的な手続きをインターネットで行えることほど便利なこと...

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2004.07.15ダイエットというエクスペリエンス

アメリカでは今、アトキンズ・ダイエットという減量方法が流行っている。 摂取する炭水化物を最初はゼロにまで減らす代わりに、脂肪やタンパク質は好きなだけとってもいい。ご飯やパスタが好きな日本人には厳しいが...

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2004.06.30コーヒー・カルチャー

アメリカン・コーヒーという名前があるくらいだから、アメリカ人は今までよくコーヒーを飲んできたものと思われがちだが、実はアメリカのコーヒー文化は近年までは貧しいものだった。薄く煎ったコーヒー豆で入れたコ...

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2004.06.15テレビ広告とメジャー・ブランド

最近、ドイツ銀行がアメリカ市場でテレビ広告に関する調査を行ったが、その結果は食品や家庭用品の有名メーカーにはショッキングなものだったという。 つまり、テレビ広告に大枚を費やしても、今や費やしたほどのリ...

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2004.05.31「人手」がかからないこそ、安全という新しい考え方

アメリカのインターネット界で今、面白い議論が繰り広げられている。ことの発端は、人気検索エンジンのグーグルが始めた電子メール・サービス、Gメールである。 Gメールは、グーグルのサーバー内に自分のメールボ...

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2004.05.14ブランドから「スタイル」へ移行する

先だって、イギリスの経済紙「ファイナンシャル・タイムズ」で面白い記事を読んだ。その内容は、ノキアがなぜ低迷しているのかという状況を分析したものだが、同社がブランドからスタイルへ移行し損ねたのが原因だと...

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2004.04.30ともかく計測する

アメリカの広告、マーケティング業界で前評判になっているテレビコマーシャルがある。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレスが5月から放映を決めているCFである。なぜこのCFが話題なのか。 第一の理...

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2004.04.15インターネットでラジオを聞く

インターネットをテキストと写真だけのものとして捉えてきた利用者は多いが、中継映像の動画やラジオ放送のメディアとしても新たな注目を集めている。 インターネットでウェブキャスト(中継放送)をするのは、株主...

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2004.03.31音声認識技術とおしゃべりする

音声認識技術とおしゃべりする 問い合わせ、苦情、申し込み。アメリカでは何の電話をかけても、すぐに本物の人間と話せることは皆無と言っていい。録音された自動メッセージが出て来て、「○○の方は1を押して下さ...

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2004.03.15スパムが生み出すマーケッターへの被害は?

スパムによる被害がどんどん増えている。ある調べによると、現在電子メールの約6割がスパム・メール(セールス目的の迷惑メール)で、しかもそのスパムのうちの13%はスキャムだという。スキャムとは、ユーザーを...

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2004.02.27ディスカウント・スーパー、ターゲットの新鮮さ

アメリカに住むと、人々が「デパート」と呼んでいる店が日本での認識とまったく異なっているのに驚くだろう。もちろん、サックス・フィフス・アベニューやニーマン・マーカスなどの高級店はあるが、そうしたところで...

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2004.02.16オーガニック食品に、まったく新しいイメージを吹き込んで成功

ポテトチップスやハンバーガーなどのファストフードをむさぼりながら、健康食品やオーガニック食品に関心が高いアメリカ人。そんなアメリカ人の間で急速に人気を得ているストアーがある。ホールフーズ・マーケットと...

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2004.01.30リスクも大きい有名人マーケティング

アメリカのダイエット産業は16億ドルという大規模な市場に拡大している。雑誌のダイエット特集はどんどん売れるし、スーパーマーケットでも行くたびに新しいダイエット食品が並んでいる。ダイエット法については、...

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2004.01.15ウェブサイトを国際化する

ヨーロッパの人々がアメリカよりもよほど「インターナショナル」な感覚の持ち主であると感じるのは、ヨーロッパ企業や組織のウェブサイトにアクセスした時である。 オランダであろうとフランスであろうと、大企業で...

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2003.12.15マニュアル化された対応が不人気になる理由

アメリカで生活していると、日本ではまったく知る機会のなかった世界の経済事情というものに遭遇することがある。その中でも私が関心したのは、コールセンターのしくみだ。 アメリカでは、24時間対応でさまざまな...

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2003.11.28高級ファッションがインターネットで売れる時代

アメリカでは、ブルーナイルやアッシュフォードといった高級宝石のショッピング・サイトが人気を呼んでいる。 かつては想像もできなかったが、サイトでは何カラットもあるダイヤモンドの指輪やイアリングが何10万...

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2003.11.14ブランドの危機的状況で、どうウェブサイトを利用するか

アメリカのビジネスマンで今、ブランドや自己イメージの打撃を受けた人物や山ほどいる。エンロンに始まってタイコ、数々の投資銀行、そしてニューヨーク証券取引所まで、不正会計や経営トップへの手厚すぎる報酬、新...

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2003.10.31アマゾン・ドット・コムの新しい画期的な検索サービスとは?

オンライン書店の米アマゾン・ドット・コムは、先だって画期的な新しい検索サービスを発表した。これは、今まで物理的な本屋にもオンラインの本屋にもとうていできなかった機能を提供するもので、アマゾンの斬新さは...

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2003.10.15市場全体を盛り上げるための、敵味方なしのマーケティング

「ホット・スポット」という表現を耳にしたことはおありだろうか。街の中でインターネットにワイヤレスで接続できるスポットのことである。アメリカではスターバックス、マクドナルドなどの飲食チェーン、ボーダーズ...

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2003.09.30根付き始めたインターネットの役割

日本で言えば「カッパえびせん」のように、昔からずっと売れ続けている菓子がアメリカにある。「オレオ」という名のクッキーだ。チョコレート・ビスケットの間にバニラクリームが挟まれたもので、日本でも最近売れは...

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2003.09.16オンライン広告、ふたたび盛り上がる

ドットコムのバブルが破裂して3年。バブル崩壊の大きな理由は、オンライン広告の急速な低迷化にあった。だがここ数カ月、そのオンライン広告が復活の兆しを見せている。 マーケットリサーチ会社TNSメディア・イ...

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2003.08.29何でもセルフサービス

アメリカは元来セルフサービスの国である。そもそも金銭感覚が研ぎすまされていて、同じ商品が少しでも安ければ、ちょっとばかり遠くてもその店で出かけるのが、ごく一般のアメリカ人だ。 量販店や、ウォルマートな...

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2003.08.13徹底したベンチマーク的マーケットリサーチ

「ベンチマーク」ということばは、「基準となるところを目標値、あるいは標準値として設定し、そこにいたるまでの距離や到達度を測定する」という、経営用語、マーケティング用語である。すでにご存知だとは思うが、...

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2003.07.31コールセンターとウェブサイトの対決

ダイレクト・マーケティングの国、アメリカではコールセンターは重要な存在である。製品を注文するだけでなく、何をするにも電話で問い合わせる。しかも驚くべからず。航空会社から銀行、洋服のメーカーまで、ほとん...

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2003.07.15迷惑マーケティングとの闘いは続く

アメリカの政府機関、連邦通商委員会 (FTC) は先だって『ドゥー・ノット・コール』サービスの登録を開始した。 ドゥー・ノット・コール(Do Not Call)、つまりマーケティングをするために個人宅...

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2003.06.30営業用にも、デジタル・ツールをゲームのごとく利用する

パワーポイントという便利なプレゼンテーションツールがあるために、学会での発表からネゴ、営業のプレゼンテーションまで、すべてをこのツールですませるようになった。ところが、パワーポイントというのは内容を「...

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2003.06.16ことばで言っても伝わらない時

ミーティング、ブレーンストーミング、ネゴシエーション……。 われわれの生活には、他人と会っていろいろ自分の考えているところを相手に伝えなくてはならない機会が多い。会う前に戦略を練って話す順番を決め、資...

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2003.05.30ソーシャル・ソフトウェアの威力

「ソーシャル・ソフトウェア」という、ソフトウェアのカテゴリーが注目されている。社会的なソフトウェア、あるいは、社交的なソフトウェアとでも呼ぼうか。要は、コミュニティーやグループの活動を生成したりサポー...

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2003.05.15これからのユーザー・インターフェイスとは?

シアトルにあるマイクロソフト本社キャンパスに、マイクロソフト・リサーチという同社の研究開発部門がある。マイクロソフト・リサーチはここシアトルの他にも、北京やイギリスにもあり、世界中で700人もの研究者...

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2003.04.30本格的な第二期に入ったインターネット・コマース

インターネット・バブルの崩壊と共に始まったアメリカの不景気は、3年たった今もまだ回復のきざしが見えない。どこを向いても不況、レイオフの話ばかりで、インターネットの到来と共に浮き足立っていた世の中が依然...

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2003.04.15町角のたばこ屋もインターネットで広告?

インターネットは、どこにいても世界中の情報がすぐ手元に入ってくるのが特徴だ。日本にいながらアメリカの雑誌を購読したり、イギリスにいながら中国の家庭用品を注文できる。 ところが、インターナショナルでグロ...

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2003.03.31苦境に強いオンライン・サービスとは?

イラク戦争が始まって、アメリカ国内、そしてアメリカ向けの航空券の需要はぐんと落ち込んだ。テロへの恐怖、そしてともかく遠出せずに自宅にとどまりたいという、人々の心理をはっきり反映したものである。 ただで...

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2003.03.17マーケティングの基本的精神は、石鹸にあり?

最近、オンライン広告、あるいはデジタル関連製品の広告の関係者からよく聞く社名がある。「P&G(プロクター&ギャンブル)」である。シャンプーや石鹸、洗剤などを売る歴史あるメーカーとして有名だが、...

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2003.02.28マス・カスタマイゼーションの成功の決め手は?

消費者がウェブでものを買うようになって、一番先に話題になったのは、自分だけの商品が注文できるという「カスタマイゼーション」だ。現実の世界なら、特別注文は高くつくが、電子データのユニットを要望に従ってう...

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2003.02.17値引きと口伝てに頼る、アマゾンの広告戦略

オンライン・ストアーのアマゾン・ドット・コムは、近頃テレビ広告や大型雑誌広告をすっかり取り止める決断を下した。アマゾンと言えば、最近やっと業績が黒字に転じ、この先一気に攻めの戦略に入るものかと思ってい...

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2003.01.31グーグルの成功の秘密は、その愉快さにある?

アメリカでユーザビリティ、ユーザー・インターフェイスに関わる人々に「ウェブサイトや製品で、もっとも優れているものは?」と尋ねると、必ずと言っていいほど戻ってくる答が「グーグル」だ。 ご存知のようにグー...

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2003.01.15電子ニュースレターは、「エモーショナル」なつながりを築く

先だってご紹介した、ユーザービリティの権威、ドナルド・ノーマンとジェイコブ・ニールセンが組織しているニールセン・ノーマン・グループというコンサルタント会社では、昨年、電子ニュースレターが読者とどれだけ...

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2002.12.27ユーザービリティの3つの誤解

アメリカでユーザビリティの「グル」(大家)と呼ばれるジェイコブ・ニールセンは、これまたインターフェイス・デザインのグルと呼ばれるドナルド・ノーマンと、ニールセン・ノーマン・グループというコンサルタント...

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2002.12.16強力なサムスンのアメリカ市場進出

韓国の電子機器メーカー、サムスンのアメリカ市場での勢いがすごい。家電ショップで見かけるサムスン・ブランド製品が大幅に増えている上、それが、これまでのサムスンの名前からはイメージしにくいシャープでおしゃ...

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2002.11.29ブランドは、ボトム・アップに浸透する

前回に続いて、再びブランドの話を。 最近のアメリカのブランドは、ロゴを作り変えたり、がらりとイメージチェンジをはかるより、どこかジワジワと浸透していくようなブランディングの方法論をとりつつあるようだ。...

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2002.11.16「自分は誰か」が、ブランディングの基本

「ブランド」は最近、どうも扱いにくくてわかりにくい話題になってきた。かつては、かっこいいロゴマーク、デザイン、レイアウトなどがあれば、それだけでその企業のブランド力が証明されたように思われていたものだ...

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2002.10.31オンライン広告は変遷期に突入

音楽ファイルを不法に交換するナップスター騒ぎが外見上は一段落し、大手レコード会社が独自の音楽サイトを立ち上げ始めた。これに脅威を感じたのは、音楽流通 の風下にあるレコード店。彼らが抵抗を訴えていた矢先...

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2002.09.17商品を見せるコンテキストが勝負

 アメリカのオンライン・ファッションブランドで、有名なランズエンドやJ.クルー、エディ・バウワーよりも売れているものがある。婦人服を売るニューポート・ニュースというブランドだ。ランズエンドはすでにカタ...

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2002.08.30アメリカのトップ・オンラインセラーの秘密の知恵は?

インターネット調査会社コムスコアーが、アメリカの上位25社のオンライン業者を発表した。その結果 によると、コンピュータのデルが1位、チケット販売業のチケットマスターが2位、アマゾン・ドット・コムが3位...

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2002.07.31電子メール・マーケティングは曲り角?

アメリカの調査会社イーマーケッターによると、電子メールによるマーケティングに対する消費者の反応が鈍くなっているらしい。電子メール上の広告からクリックスルーする率は、昨年は3%以上あったものが、今年にな...

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2002.07.15コミュニティー・サイトのつくりかた

ラスベガスで毎年開かれるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)。ここは家電製品の1、2年後の潮流を知るのに最適な展示会だ。先頃開催されたCES2000でのハイライトは、テレビ用のセットトッ...

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2002.06.28プライバシーと便利さのはざまで

アメリカのネット・ユーザーには、プライバシーに敏感な人が多い。ただでさえ、個人情報をあちらこちらで入力しなくてはならないインターネットで、こうした人々は、どのサイトにはどんな情報を入力して、どのサイト...

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2002.06.17顧客の欲求不満解決が、マーケティングの第一歩

チャールズ・シュワブと言えば、今アメリカで好調の証券取引会社である。インターネット登場以来、オンライン・トレーディングにも進出し、その業績をのばしている。  先だって、創設者のチャールズ・シュワブとC...

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2002.05.29オンライン・リサーチの効用

電話によるインタビュー、あるいは対面方式でのマーケット・リサーチなど、これまで消費者の動向を把握するためにいろいろな方法が実践されてきたが、この分野を一変させたのがインターネットである。  インターネ...

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2002.05.15マーケティングに効果的だが無碍にされがちなもの

電子メールのニュースレターを効果的な媒体にするには、いろいろなコツがあると言われる。わかりやすい文章を書くこと、テキスト主体であっても見出しをうまくつけるなどレイアウトに留意して読みやすくすること、ク...

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2002.04.30ウェブデザインに使えるロールプレーイング・ゲーム

インターネット上の百科事典「ウィキペディア」をご存知だろうか。共同作業ツールであるウィキを利用して、ごく普通のユーザーの投稿によって作られている百科事典で、英語版ではすでに142万項目以上の用語が掲載...

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2002.04.12間隙をぬってビジネスチャンスを掴む

音楽ファイルを不法に交換するナップスター騒ぎが外見上は一段落し、大手レコード会社が独自の音楽サイトを立ち上げ始めた。これに脅威を感じたのは、音楽流通 の風下にあるレコード店。彼らが抵抗を訴えていた矢先...

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2002.03.29ビジネスモデルは変貌するもの

ロンドン空港でアメリカ行きの飛行機をねらったテロ計画が発覚して以降、世界中の空港がてんやわんやの騒ぎになっている。液状の物質を機内に持ち込めなくなったため、ミネラルウォーターやソフトドリンクはもちろん...

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2002.03.15テレビとインターネットの合同局

昨年、多くのインターネット・ビジネスがバブルではじけてしまったのと同時に、すっかり元気を失ったのが、いわゆる「女性サイト」と呼ばれるものである。インターネットの創世記には、コンテンツこそ人々が求めるも...

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2002.02.28ユーザビリティー・テストを簡単に実施する方法

ウェブサイトのユーザビリティーというのは、実に奥深い問題である。アメリカには、すでにユーザービリティーのグル(大家)という人々がいて、いろいろなルールを披露し、コンサルタントとしてあれこれのサイトを評...

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2002.02.14テレビから広告がなくなる日?

ラスベガスで毎年開かれるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)。ここは家電製品の1、2年後の潮流を知るのに最適な展示会だ。先頃開催されたCES2000でのハイライトは、テレビ用のセットトッ...

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